三洋化成のシルクエラスチンとは?

三洋化成といえば、吸水性シートや界面活性剤で知られている京都のメーカーであるが、慢性創傷(糖尿病や高齢者の皮膚の傷が治りにくい患者向け)に三洋化成と京都大学形成外科森本教授が共同開発した人工タンパク質シルクエラスチンは、スポンジ状のシートで皮膚に貼ることによって常温2時間後にゲル化する。
このスポンジシートは、蚕のシルクフィブロインと部分配列したエラスチンに遺伝子組み換え技術を使った物質である。今年の秋から科研製薬から販売される。


2025年05月08日