ロンドンタワーマンション火災に思う

ドイツ(DIN規格)と並んで欧州では厳しい難燃規制であるはずの英国(BS規格)でこのような火災が起こることは信じられない。断熱改修で外装材(exterior caldding)で断熱材は米国セロテックス社のR5000(ポリイソシアヌレートフォーム)で、これ自体は欧州の難燃規格に合格しているらしいが、アルミ合金とのサンドイッチパネルでは不適合となっていた。しかし実際には14棟もの改修がおこなわれていたことになる。サンドイッチパネルの場合は、パネル間の目地処理や留め方に工夫が必要であり、コンクリート躯体が結露しないように空壁を設ける必要もある。これらは全て火災に関係している。日本では、内断熱が多いが、北海道のような寒冷地では外断熱が普及している。その場合は、断熱材に乾式又は湿式の不燃材で被覆しているので、サンドイッチパネルではない。しかし、今後ゼロエネルギー建物(ZEB、ZEH)で普及していく可能性があり、対策が必要となろう。

2017年06月24日