男鹿市の下水道工事で3名の死亡事故が発生した。工事は完了して通水試験で起きた模様だ。通常の作業では、地下に入る場合は、酸素濃度や有毒ガスのチェックをおこなってから作業するものだが、今回は単純な通水試験で下水管に漏れがないか確認するもので、現場監督者が問題ないとしてひとりがもぐったもので、上にいた作業員2名が異状に気づいて助けるために地下に入って3名が意識不明に陥ったものである。予め酸欠や硫化水素などが感知していれば、防毒マスクやエアラインマスクなどを使っている。地下の狭い場所では、エアラインマスクを使うことが安全基準となっているが、作業しにくいので、分かっていても使わないケースが多い。だから事故がおきる。やはり、作業マニュアルの見直しが必要かもしれない。
