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リチウムイオン電池の火災

最近の火災事例を見ていると、リチウムイオン電池の発火による火災が相次いでいる。中国でも電動バイクのバッテリーが発火してマンション火災となっている。NITEによる電池の発火は、一部粗悪品によるものは、バッテリーば膨張したり、熱を帯びたりして前兆がある。正規品では発火が起こりにくいと言われており、最近では燃えにくい電解液を採用しているという。(写真提供:NITE:製品評価技術基盤機構

 

 

2024年03月19日

道路上で見かける三角コーンの再利用

大成建設と八木熊は、使わなくなった三角コーンを回収してペレット化して再利用する方法を開発した。外に放置されている三角コーンは汚れが目立つので一度洗浄する必要があるのではないか?いずれにしても再資源化は有効だと思う。

 

2024年03月13日

能登地震で紙の仮設ハウス

建築家の坂茂氏が設計した避難所での紙管と布でパーティションを作ってプライバシーを守る方法が普及しているが、能登地震では、「紙の家」の仮設ハウスが建設されている。基礎は、土嚢を詰めたビール箱に柱や梁には紙管を利用し、壁などには合板が使われている。写真提供:ANN

震災などでアイデアが出された段ボールベットも東京五輪に使われ、今度パリオリンピックにも採用された。

 

2024年03月11日

伊勢原トンネル塗装事故について

神奈川県伊勢原市で起きた農業用水のトンネル事故で作業員6名が意識を失い、3名が重体となっている。鉄板の錆止めのため、防錆塗料の吹き付け塗装をおこなっていて意識を失ったらしい。溶剤のシンナーが充満して酸素欠乏になったと推測される。これまでにもトンネルだけでなく下水道の地下道、ビルの地下ピット、住宅でも狭い場所等で酸欠が起きやすい。こういう場合は、エアラインマスクを必ず装着する義務がある。作業する人は邪魔で作業しにくいために装着を嫌がる。しかし管理する会社としてはエアラインマスクをしないとこのような事故になる。管理者は必ず酸素濃度計で測定することが義務である。私も厚労省の依頼で様々な狭い場所での酸素濃度を測定した経験があり、大丈夫と言える場所は作業に夢中になっているとほとんどが危険である。

 

2024年03月07日

建築界のノーベル賞プリツカー賞

建築業界のノーベル賞と言われるプリツカー賞は、これまで日本人では丹下健三や安藤忠雄等8名が受賞しているが、今年度は山本理顕氏が受賞した。彼の設計は建物の内外の壁の境界を取り除いてガラス壁を多用することで建物の障壁を取り除こうとした。写真は埼玉県立大校舎である。

 

彼のコメントの中で関西万博の酷さを指摘している。万博後のカジノ開催のための設計であり、夢見る万博の設計になっていないと嘆いている。

2024年03月06日

EVの勢い止まる!!

欧州では、積極的に電気自動車(EV)が推進されて2030年までにガソリン車は撤廃されるはずであったが、冬の寒さでEVの充電が思うように出来ず、シートヒターを使うとあっという間に電気が無くなる。その上車体の重量も重くタイヤの負担が大きいためにタイヤ交換時期が早い。そこでハイブリッド車のメリットが再評価され再び2030年以降もガソリン車が許可される。EVの課題は、充電時間が長いことや走行距離が短い(400km)ことである。やはりリチウム電池の限界であろう。火災もあるし。そこでトヨタは、全固体電池で10分充電で1,000km走行できると発表している。これを聞いた中国のEV業界は、半固体電池で2028年以降商業化する計画であったが、急遽、全固体電池への開発に切り替えている。(X-Tec提供)

 

 全固体電池の負極は、Si合金が使われていると思われるが、半固体電池での負極は、相変わらずリチウム金属である。性能もさることながら、Liは中国産のものが中心となっているために、トヨタはLi金属を避けた形になっている。面白くなってきた。

 

2024年03月05日

鹿島建設の現場施工自動化技術

輸送業界も建設業界も人手不足で2024年問題を抱えているが、鹿島建設で進めている秋田県の成瀬ダムの自動化工事が眼を見張る。ブルトーザー、トラック、フォークリフト等がコントロールセンターから自動運転で現場の自動化実験をおこなっている。とても素晴らしい技術で、例えばウクライナに設置されている数十万個の地雷除去にも活用できそうだ。

 

2024年03月03日

壁、窓用太陽光発電!

大成建設カネカが壁用と窓用の太陽光発電装置を開発した。これまでは屋上に設置するケースが一般的であったが、発電効率が悪くオフィスビル等はほとんど窓であるためにZEBを実現するためには効果が薄かった。そこで壁にはソリッドタイプ、窓用にはシースルータイプをそれぞれ設置することで効率よく発電することができる。商品名は、「T-Green Multi Solar」という。技術は進歩するなあ。

 

2024年02月26日

ホンダジェット高評価

2015年に商品化したホンダジェットは、5年連続世界の首位に立っている。最近米国宇宙航空学会から開発者が表彰されている。評価の理由は、室内が広く燃費に優れ、静かであることで、更に航空速度や航行距離なども優れている。ひと昔前ならボンバルディアの市場だったのに。但し、価格は5.5億円で一般の人には手が出ない。せいぜい大谷翔平くらいか。

 

2024年02月19日

今話題のエチレングリコールとは?

最近の犯罪でエチレングリコールを飲ませて子供を死に追いやった夫婦が話題になっている。一般には手に入りにくい。工業用としてエチグリと称してポリエステル樹脂の原料として使われる。あるいはそのまま自動車の不凍液や保冷液で知られている。致死量100ccではあるが、日々徐々に飲ませると死に至る。なんで飲んでも平気なのかというと甘い甘味料の味らしい。化学に携わっているものとして初めて知った次第です。これを高分子化したポリエチレングリコール(PEG、通称ペグ)は、化粧品、浴室製品、整髪料などで安全に使われている。微妙なものである。

写真提供:NHK エチレングリコール

 

2024年02月15日

1μmの極細繊維の展開

花王が開発した極細繊維不織布「ファインファイバー」は、1μm径の極細繊維不織布でその間壁に様々な機能を付加して商品化してきた。例えば、生理用品「ロリエ」、紙おむつ「メリーズ」、住居用清掃素材「クイックルワイパー」等があり、保湿や静電気防止などの機能展開をしている。日本の技術は、より軽く、より薄く、より多機能化である。ナノファイバーにも今後期待が持てる。

 

2024年02月13日

屋上緑化における人工土壌

屋上緑化は、20年余り前から、都市部のヒートアイランド対策として注目されてきた。私も初期の段階で関わったので、良い面と難しい面を経験した。現代では、結構中木から高木が植えられるようになっている。屋上緑化は、高木を植えれば植えるほど、土壌の深さも40cmほど必要となり、これをそのまま載せると、コンクリート上の耐荷重に耐えられないので、できるだけ軽量化するために人工土壌が研究されてきた。エアウィーブ等の布団などに使われているポリエチレンフォームに土壌を混ぜると土壌厚15cmに収められるらしい。この他、保水性、耐根性、間隙率などが加味する必要がある。まだまだ改良の余地が必要である。

 

2024年02月12日

能登半島に仮設住宅

能登半島地震で被災した人へ輪島や珠洲に仮設住宅が建設されている。今回の住宅は「ムービングハウス」として移動可能なコンテナ型木造平屋住宅で家族構成によって2DKや4DKがある。何よりも画期的なのは、窓にはトリプルガラスが採用されていることである。北欧などは標準仕様であるが寒冷地では日本ではぺアガラスが普通となってきたが、今回の被災地は寒いこともあってトリプルガラスとなっている。3枚のガラスの間にはアルゴンガスやクリプトンガスなどが注入されている。窓の開閉には重量が重く高齢者には苦難が伴うのが欠点である。

 

2024年02月10日

文部大臣の言葉使い?

国会で統一教会に絡む森山文科省大臣が不思議な言葉を発した。「薄々思い出した」理系の私でも言葉使いが違うと思う。薄々とは気が付いていたとか表現するのではないか?思い出したのは、だんだんかやっととか。政治家は言葉が大事というが不思議なことをよくいう。その割には説明責任などと発信する。少なくとも文科省がこんなことでよいのかなあ?

2024年02月07日

静電チャック(Electric Static chuck)

半導体製造装置は、オランダと日本が主流であるが、その中でもウェハーを固定するために静電チャックは重要である。絶縁体(主にファインセラミック)の中に電極が内臓され、この電極に電圧を掛けることでウェーハーを吸着して固定する仕組みである。日本では、TOTOをはじめ、新光電機、住友大阪セメント、日本ガイシ、京セラ等が作っている。中国等にしたら喉が出るほどほしい技術らしい。TOTOのHPを見ると、その仕組みが示されている。

 

2024年01月30日

養殖うなぎを待つ!

近畿大がうなぎの完全養殖に成功したのは、2010年で、その後大量繁殖に成功したと聞かない。何といってもうなぎは老人の活力であり、焼き肉のカルビが食べられなくなり、ステーキの霜降り肉がくどく感じるようになってもうなぎの油は気にならない。既にうな重が4,000-5,000円、天然うなぎだと1万円近い。うなぎの稚魚であるシラスも年々取れなくなっている。シラスから養殖すると、1匹当たり12,000円ほどになり、1,000円台にあるまでには後数年かかるらしい。待ち遠しい限りである。

 

2024年01月29日

サーキュラープラスチック

竹中工務店と出光興産が開発した建設で使用したプラスチックを油化して新たな化学素材やエネルギーとして「サーキュラープラスチック」とする技術が開発されている。プラスチック材料は使用後、悪者として処理されていたが、再度リサイクルできる技術として注目されている。建設廃棄材料は分別回収がキーとなるかな。

 

2024年01月24日

月探査機SLIMが着陸成功

JAXAがおこなっている小型実証機(SLIM)が月に無事着陸した。米国、旧ソ連、中国、インドに次いで5番目である。ちょっと前に民間機でチャレンジしているが失敗している。このSLIMは、縦1.7m×横2.7m×高さ2.4mのコンパクトサイズで半径100m以内に着陸できる性能を持っている。実際に結果はまだ分からないが、垂直に降りると着点が凸凹かもしれないので安定を保つために横に倒して着陸させている。このため太陽電池が一部破損している可能性があるという。これから小さなロボット LEV-1とLEV-2の活躍が見たい。

 

2024年01月20日

日本製鉄の躍進

現代では半導体を中心とするIT技術が世界を制すと言われているが、ひと昔前は「鉄は国家なり」と言われていた。日本の鉄鋼業界も長い間不況となっていた。それも中国の安価な粗鋼が世界を駆け回り、太刀打ちできなくなっていた。ところが、日本製鉄の橋本社長になって安価な汎用鋼を止め、ハイテクな素材、高張力鋼鈑(通常40kg/mm2を80,100,120kgに強度を上げた)と電磁鋼鈑(電気を通す)にシフトして再び脚光を浴び、今や米国のUSスチールを2兆円で買収しようとしている。米国民がびっくりするのも当然である。高張力鋼鈑(ハイテン材)は、強度が強いのでその分板厚を薄くできるため自動車車体の軽量化に大きく寄与できる。一方、電磁鋼鈑は、変圧器やモーターなどに使われエネルギーロスが少なくなる。更に鉄を精製するエネルギーとしてCO2削減対策としてアンモニアや水素エネルギーを検討している。誇らしい限りである。

 

2024年01月19日

CES展 生成AIでフェイクニュース発見!

米ラスベガスで1/9~1/12に開催されているCES展の今年の焦点は、生成AIとフェイクニュースを見破るソフトウエアであろうか?情報量が多い中、偽物のニュースが横行して我々を惑わしている。先ごろの能登半島地震においても偽情報(フェイクニュース)が避難民を混乱させている)生成AIは、色々な面で有効な手段であり、拒絶する必要はない。しかしフェイクニュースは気を付けなければならないが、CES展では音声判断、ビデオ判断で偽物を見破ることができる。

 写真は、「フェイクビデオ」による偽物の見分け

2024年01月13日

輪島市の7階建てビル崩壊

令和6年能登半島地震で輪島市にある7階建てビルが横倒しになった象徴的な建物が、何故簡単に横に倒れたのか欠陥住宅か地盤の液状化か考えていたら、読売新聞に東大地震研究所の楠教授が土台(フーチング)から鉄骨杭が抜けて崩壊したのではないかと記事があった。そんなことがあるなら、東京の高層マンションは皆倒れる可能性があると感じた。

 

2024年01月09日

ダイハツの不正問題

日本の自動車業界もダイハツの不正問題で大きくクローズアップしている。特にトヨタの傘下にいるために、過剰なプレッシアを感じていたようだ。以前には、欧州全体でディーゼル車の不正データプログラム問題で、フォルックスワーゲンをはじめ、BMW、アウディ、ベンツ等も関わっていた。軽自動車業界は、日本のガラパゴス市場ではあるがスズキ、ホンダがどう対応していくかが課題でもある。また、親会社のトヨタがどうまとめていくか?

写真:ダイハツの人気車種 ミライース

2024年01月07日

正月3日目は北九州商店街大規模火災

もうないかと思っていたら、北九州市の商店街で大規模火災が発生し、翌日に鎮火する事態となった。幸いけが人はいなかったが、35店舗燃え、2,900m2焼失する結果となった。

 

2024年01月03日

正月2日に驚きの飛行機事故!

NHKは能登地震をずっと放送している。民放では、夕方5時ごろからニュースがあるのに、どこも正月特番ばかり。新聞のテレビ番組欄を見ていたら、日テレで6時からニュースをやるようで待っていたら、羽田空港で着陸失敗して炎上中の映像が飛び込んできた。2004年になって2日目なのに、なんで能登地震に続いて飛行機事故かと思うと正月3日目は、火山噴火かとおもってしまう。龍の大暴れの年か。しばらくぼーと見ていると、北海道千歳空港からの日航機エアバス(乗員12名を含む367人)が乗っていたようで、着陸直後、海上保安庁の小型機(乗員6名、1名脱出、5名死亡)で能登地震災害の救援物資を運ぶために、離陸準備をしていたようだ。なんていうことだろうか?飛行機が炎上している映像をぼーと見ていると、最初主翼のエンジンから火がでていたのに、翼に上の2つの小窓からも火が出ていた。飛行機は筒状のトンネルのようになっていて尾翼の方は破壊されて空洞になっていたため、火の廻りが早い。外から消火してもけせないなあと思っていたら、全面に炎が廻り込んだ。内側から消火しないと効果がないと考えた。こういう場合、耐熱ドローンで室内に入って消火弾を投入できないものかついつい評論家になってしまった。

 

2024年01月03日

正月早々大火災か!

1/1昼から酒を飲みうたた寝しながら、サッカーの試合を視ていたところ、新潟で緊急地震情報が入り、東京でもすごく揺れた。すっかり酒が抜けたところで輪島の朝市街で大火事となっている。消火ホースが1本だけだったので、これは消えないと思っていたら、あっという間に50軒以上に広がっていた。そんなに風が吹いていないのに、関東大震災の時の「火災旋風」かと思った。1/2になっても消えていない。午後は雨模様ということなので自然消火すると思うが。。。。。

 

2024年01月02日

高嶋屋のケーキ崩れ問題

クリスマスケーキを楽しみに開けたら、ぐじゃぐじゃだった。返金します。高島屋の専務が会見できちんと管理していたので原因は不明でこれ以上の調査はしないと宣言した。ちょっと待って!製造メーカーなら許されることではない。ケーキの製造、冷凍、配送の各工程で再現性を確認しないと、いずれ同じ問題がでてくるのではないか?所詮発注するだけで関係ないと言うのか?うちの製品はこれから買わなくても良いですと言っている。これまでの製造との違いは、冷凍期間が2週間だったのをイチゴの入荷遅れで22時間程度に短縮したというが最近の冷凍技術では問題ないという。

どれくらいのケーキの量を一度に冷凍したかどうか分からないが、少なくとも端部と中央部に置いたケーキには当然冷凍差がでるはず。でなければ何故これまで2週間の冷凍保存を奨励してきたのか?

 

 

2023年12月29日

複層ガラスのリフォーム

私のマンションでも改修工事が終了し、窓の複層化が全体ではなく、個々に導入することになった。導入する複層ガラスは、N社の真空ガラスである。この方面は、詳しいので営業マンに性能をお聞きした。性能評価は、熱還流率U値(一般ガラス3mm厚では、6.0)は、0.65W/(m2/K)であるという。それはサッシュを含めた性能であってリフォームの場合は、既存アルミサッシュを使うので、そんなに性能がよくないはずと問うと、通常ガラスの4倍の断熱性であると回答があった。説明がよくわからなかったし、欠点はないとのことでちょっと信用できなかったので導入を断念した。一番の理由は、24時間換気システムが稼働しているので、窓の開閉に現状でもかなり苦労するのに、ガラスが2枚となれば重量が増えて更に開けにくい。年寄にはとても無理だなあと思う。ちなみにガラス窓性能は以下のとおりです。

 

2023年12月23日

ダイハツの認定不祥事

ダイハツの不祥事には、製造メーカーに勤めていた私も悲しい思いがする。トヨタに吞み込まれておかしくなったのだろうか?車づくりのスローガンが「1ミリ、1グラム、1円、1秒」と聞いている。新車開発に4年かかるのを2年半で成し遂げ、型式認定にも無理が作用したようだ。私の経験でもトップは「失敗した報告等聞きたくない」と拒絶されたことがよくある。それは昭和時代の社長はみんなそうだった気がする。これが現代でもそうかと思うと一技術者としては何とも虚しい。

 

2023年12月22日

アイスランド火山活発化

アイスランドで火山活動が激しくなっている。最近は、あちこちで噴火が起きている。昨年ではハワイのマウロアナ火山で島全体の町を破壊した。更にロシアカムチャッカやパウアニューギニア日本でも小笠原諸島の西ノ島がどんどん面積が大きくなっている。地球のマグマが大きく変動し地震にも繋がっている気がする。

 

2023年12月22日

COP28閉幕!

ドバイで開催中のCOP28は、化石燃料全面撤廃は合意できず、「化石燃料は、2035年までに2019年比、60%削減する」で合意した。一方、ゼロエミッション車については、積極的にEVを促進する文言は盛り込まれず、HVを認める内容となった。中国や欧米がEVを促進していたが、EVには欠陥があり、時期尚早との判断に至った。現在のリチウム電池は、寒冷地で機能低下が見られ、暖房などによってフル充電しても30-40%低下が見られることが北欧などで確認されている。このため、日本の独壇場であるHVが見直され始めている。ナトリウム電池や全個体電池の出現までEVは売れないかもしれない。中国はどうするのだろうか? 次回COP29は、旧ソ連圏のアゼルバイジャンで開催される。

 

2023年12月17日

言葉を知らない教師たち!

最近、子供たちを指導する立場の教師たちが、言葉を知らない、いや心無い扱いをするものだとため息がでる。

① 奈良県で自殺をほのめかしたノートを書いた女児にハナマルを付けて「YYou can do it!」と記述した。

② 福島県で自殺した高校生に対して全校集会で校長が「天寿を全うした」と説明した。

③ 三重県で特別支援学校の校長が、障害のある生徒に接する指導教諭に対して「犬を扱うように接すればよい」とアドバイスした。

更には国会でキックバックを受けていた国会議員の先生方が口を揃えて「事務所で精査しているところで、現在は何も言えない」とおっしゃる。

やれやれ日本社会はどうなったのでしょうか?

 

2023年12月11日

cop28のCO2議論

11/30~12/12にドバイで開催されているCOP28のスローガンは、「産業革命以前の気温1.5℃以下に抑制する」としている。このためには、CO2の排出量を先進国、新興国を含めて対策する必要があるという。これは、東大の真鍋氏が気候変動モデルとしてCO2濃度が2倍になると、気温が2.6℃上昇するという理論をICPPが採用している。一方で2022年ノーベル賞物理学受賞のJ.F.クラウザー博士がCO2温暖化原因を否定している。図1に示すように空気中のCO2濃度が少ないことを理由としている。図2のように地球温暖化係数(GWP)は、CO2を1としてメタンやフロン、一酸化二窒素も温暖化係数が大きく影響している。メタンガスは、牛、ヤギ、羊等がげっぷする時に排出するもので無視できない量である。世界各国のCO2排出量のランキングは、図3の通りで、中国、米国、インド、ロシア、日本となっている。これは人口が多いことが一目瞭然である。(表1)     かつて産業革命(1750年)頃に世界人口は、7.3億人であったのに対して2023年では、80億人を超えている。これだけ見ても人口が多いことがCO2排出量に影響していることがわかる。カーボンゼロやカーボンニュートラルの技術が必要ではあるが、地震、火山噴火、豪雨、干ばつ等すべての原因を地球温暖化にしていいのだろうか?

 

2023年12月05日

国際ロボット展2023

東京ビッグサイトで11/29~12/2に開催されている国際ロボット展では、人手不足を補うヒューマノイドロットが目に付いた。今やどの飲食店でも画面操作で注文するシステムが当たり前になってきたが、一歩進んでTHKのブースでは、コンビニ定員ロボットが登場している。接客ロボットとチャットGPTを組み合わせた会話もできるであろう。でも関西人のようなボケー突っ込み型会話は成り立つのでしょうか?

 

2023年12月02日

魔改造の夜

NHKで技術屋が好む番組「魔改造の夜」を昨夜見た。この番組は、3つのグループが一つの提案に5万円以下の費用で競うものであるが、昨夜は初めて外資系メーカー(ドイツ・コンチネンタル社)が登場した。タイヤメーカーで自動車関連事業をおこなっているが、座席シートの関係でこの会社を訪問したことがあり、懐かしく見ていた。今はEVのシートヒーターで有名で、冬場の暖房としてバッテリー容量とにらめっこの関係にある。競技はパーフェクトにはならなかったが、技術は相変わらずすごい。対戦相手は東京大と東芝であった。東芝はごたごたしているが、この番組に出演して汚名挽回であったろうが、残念ながらダメであった。NHK「魔改造の夜」

 

2023年12月01日

心臓を焼く!?

ある日、脈拍が130-150と連日続いて下がらないため、循環器内科を受診した。それは、心房細動(不整脈)といって左心房の肺静脈付近に不審な電気信号が流れているため?と訳の分からない説明を受けた。要するに不要な信号が心臓部をかき乱している状態だという。放って置くと、血栓が出来てその血の塊が脳に飛び散って脳梗塞となるらしい。これまで体にあちこちガタがきているので、「先生、煮るなり、焼くなり好きにして下さい」というと、「カテーテルアブレーション手術で、焼いてしまいましょう」とオチがついた。なんでも足の付け根の動脈からカテーテルを心臓に通して高周波で焼く手術らしい。

 

2023年11月25日

車のフロントガラスの凍結の季節!

そろそろ冬が近づき、露駐している車のフロントガラスが凍結する季節となってきました。私も寒い地域に暮らしたことがあるので、プラスチック製の三角板で霜取りをやっていましたが、最近ではマイクロ波で凍結解除できる製品がドイツからやってきたそうですね。実際には試していないのでわかりませんが、YOUTUBE等で見ると簡単に溶けるようです。これなら朝の通勤の忙しい時によいかもしれませんね。

 

2023年11月23日

犬の気持ちを文字で表現

以前にイグノーベル賞を取った犬の声を通訳する「バウリンガル」があるが、犬の感情を文字に表すソフトが出来ている。私も犬を買っているが15歳の老犬となり、表現に乏しくなってきた。だからどういう感情でいるのか是非知りたいものだと関心を持っている。

 

2023年11月21日

どこへ行くのか日本

最近米国が何をしたいのかわからなくなっている。世界情勢もウクライナーロシア戦争は1年を超え、武器供与に息切れしている。ガザーイスラエル聖戦では、一方的に米国はイスラエルを応援している。更に日本に近い台湾海峡では中国と衝突寸前まで来ている。そして経済でも通信5Gをはじめ、ナノ半導体、レアメタル、そして小麦や肥料までおかしくなりつつある。日本は、米国の気ままな感情に右往左往している。そしてアフリカ、南米の移民が大勢欧米に押し寄せている。この世界は一体何か?米国の弱体が招いたのか?あるいは中国が強くなったのか?しかし中国経済はガタガタである。日本では、芸能会だけでなく政治家まで性犯罪で平和ボケしている。どこへ行くのか日本!

 

2023年11月16日

戸田市アパート火災から立てこもり

最初の一報は、戸田市中央病院での発砲事件でけが人3人いるとの情報で、続いて近くのアパートで火災が起きていること、更に蕨郵便局で人質立てこもり事件と続いた。逮捕された人は、なんと86歳の高齢者で拳銃を所持していた。アパートは自宅で放火したもので、来年2月までに道路拡張に伴い、立ち退きを言われていた。高齢者が自暴自棄になると、このような結果となるのかとびっくりしたと同時に同様な事件が今後もあるだろうと予測される。拳銃所持は、暴力団関係と長年関わって持っていたものだそうだが、発泡できる状態で保管していたことはすごい。

 

2023年11月01日

中国のEV墓場問題

日本はEVに出遅れていると騒がれている。中国では、500万台、米国で200万台、EUで320万台、英国で80万台そして日本で10万台レベル。何故か?ハイブリッド車が優れているためである。欧米はこのHVを排除するために次世代車にハイブリッドを排除した。しかし、日本の逆襲はこれからだ。リチウム電池に代る全個体電池の開発、さらには水素(FCV)も身近になってきた。一方中国では、EVの補助金打ち切りでEV製造メーカーの多くが倒産し、特に酷いのが、レンタカーの廃棄である。このままEVバッテリーを放置すると、重金属のコバルト、ニッケル問題やリチウムの膨張劣化によるフッ化水素の発生、更にマンガンの粉末は大気汚染に繋がってくる。一体どうなることか?

写真:中国・EVのレンタカーの墓場(2,000台以上が放置される)

2023年10月29日

太陽電池パネルの廃棄問題

東京都は新築住宅に対して太陽光発電を義務化した。一方で2030年には廃棄パネルが80万トンに達する。廃棄の80%がアルミフレームとガラスであるが、水が入らないように封止材が優れていて廃棄分別の妨げになっている。ようやく封止材を高温で溶かす技術が出来て再利用が可能となってきた。シリコン系から量子ドットになるまでにまだまだ長い道のりであるが、是非廃棄問題も一緒に考えてほしい課題である。

 

2023年10月28日

CO2だけ通す多孔質材料

京都大学でCO2だけ通過させる多孔質材料を開発した。類似するガス9種類については透過しないという。CO2の吸着やCO2を出さない研究が時流となっているが、どのように応用されるのか期待する。

 

写真イメージ:京都大北川、大竹教授

 

2023年10月27日

今日は化学の日とか!

今日は化学の日だそうである。なんで?アボガドロ数 6.02×1023らしい。10掛ける23乗に由来している。化学でいう1mol(モル)である。訳がわからないという人もおられるだろう。説明も難しいので、とにかく化学の日である。最近の大手化学メーカー、例えば三菱化学、住友化学、三井化学、旭化成等挙げられるが、かつての勢いはあるのだろうか?小さい会社の後追いをしていないか?なんてね。


2023年10月23日

CEATEC2023の注目する技術

10/17~10/20に幕張メッセで開催中のCEATEC2023で面白そうな技術を見つけた。いろいろあるが以下5点かなあ。

1.パナソニック「発電するガラス」・・・次世代太陽電池であるプロブスカイトで、建築窓用として今後有用である。

2.ユカイ工学 呼吸するクッション「fufuly」・・・膨張したり収縮したりまるで人と抱き合っているような感覚。高齢者向けか?

3.ソニー「ウルトラライトサックス」・・・・鼻歌を歌っていると、サックスの音色が奏でてくれる。音に飢えている人向きか?

4.シャープ ヒーリングファン「フクロウの羽根」・・・自然の風を肌で感じるような扇風機

 

2023年10月19日

来年度から新築住宅断熱性能表示義務化

国土交通省は、新築住宅に来年度から建物の省エネ性能表示義務を科す。これまで窓の性能表示はあったが、建物全体の性能表は初めてである。ゼロエネルギー住宅(省エネ5等級)でそれ以上のプラスエネルギー住宅は6,7等級となっている。また、年間光熱費も記載される。このように建物の差別表示をすると、学校でいじめがおこると懸念されていたが、CO2削減のためそうは言っていられなくなった。古い住宅に住む所謂非省エネ住宅の人の肩身が狭い。図は国土交通省のHPより

 

2023年10月17日

i-Phone15のUSBタイプC

アップルが新発売したiーPhone15の接続端子は、汎用パソコンの接続端子と共用できるUSB typeCに変更となった。これまでLighting(ライトニング)で不便と感じていた人も多い。特に写真の取り込みなど。逆にAndoroidでは、microUSBでこれはこれで表裏があり差し込みに不便さがある。アップルはクラウドの普及で転送速度の早いUSB3は、10Gbit/秒と高速である。しかも従来の容量50GBから2T(テラ)に増加した。

 

2023年10月14日

高分解性酢酸セルロース

古くは木材系セルロースを開発したダイセルは、海洋プラスチック対策として高分解性酢酸セルロース(CAFBLO)を開発し、3Dプリンタでも成形できる。大型家具も成形できるそうである。海洋プラスチックの分解速度は、非常に早く注目されている。

 

2023年10月11日

ジャパン・モビリティ・ショー2023

2019年モーターショー以来の4年ぶりの開催で、名称もモビリティショーに変更となった。これまでの自動車だけでなくEVの良さをモビリティで表現した車が斬新である。軽自動車よりも一回り小さく二人乗りのシティコミューターである。ボディの安全性が心配であるが。。。。

 



 

2023年10月08日

ノーベル化学賞は量子ドット

ノーベル賞の化学賞は、量子ドットであった。私の予想は外れたが、ナノテクノロジー分野には違いない。10年前に太陽光発電の調査したことがあり、宮坂先生のペロブスカイト型太陽光発電が有望視されていたころ、量子ドットを使った中間バンド方式では、発光効率が80%に達すると予測されていた。現在のシリコン系では19%程度だと思うが、有力な再生エネルギーとなる可能性が高い。

 

2023年10月06日

ノーベル賞の季節!

今年もノーベル賞の季節がやってきた。化学賞については、今年の審査員がナノテクノロジー系だというので、この分野で活躍する日本人候補として以下が挙げられている。

1.フラーレン 大沢映二(豊橋科学技術大)

2.カーボンナノチューブ 飯島澄男(名城大)

3.クロスカップリング反応 溝呂木勉(東工大)

 

2023年10月01日

タイヤ粉塵問題

自動車がEV化するにつれて欧州では、タイヤの粉じんが問題となっている。EVは、重量が重くなってガソリン車の20%近く粉じんがでるとのことだ。そのため、環境汚染問題としてタイヤ付近にフィルタを付けて粉じんを回収する動きがある。回収した粉じんはリサイクルされるという。

写真提供:NHK

2023年09月30日

ペット家具

最近人口減少に伴って大型家具などが売れなくなってきているが、一方でペット数の増加でペット向け家具も売れ行きが好調である。更には子供部屋ではなくペット部屋も増えている。食品などもペットフードが売れるし、動物病院も増えている。人間よりペットが大事な時代になってきたか?

 

2023年09月29日

東京トーチタワー事故

東京駅八重洲口にある東京トーチタワーを中心とする建設中(三菱地所、大林組、大成建設)のビルで7階から3階へ鉄骨梁(長さ30m、重量15トン)の鉄骨が7階から3階へ落下し、鉄骨に落下防止ベルトを付けていた作業員2名が下敷きとなって即死、そのほか3名が負傷した。落下の原因は、クレーンで吊り下げられていた鉄骨の重心が移動してバランスを崩し、落下したものと見られている。作業員5名が乗っていたという説もある。人がちょっと動くと重心が移動するのでバランスを崩して落下することになる。ちょっと信じられない。

 

2023年09月20日

モルフォ蝶のような光拡散シート 阪大

モルフォ蝶のような光拡散を実現したいという考えから阪大の斎藤准教授が表面に凹凸を付けて光散乱シートを開発した。以前に玉虫色という光散乱を実現した東工大や神戸大等がある。

 

 

2023年09月12日

ボルボのEVはリサイクル率を高める

ボルボが販売する小型EVは、リサイクル率をたかめ、生涯炭酸ガス排出量(カーボンプリント)を従来車の40%削減した。特にドア部分には窓スイッチやスピーカー配線はなくリサイクルしやすい構造となっている。欧州では一時EVが急速に進むと考えられていたが、合成燃料もOKとなって今後どうなるか日本車の動向も気になる。しかし、窓スイッチはどこに置いたのか?

 

2023年09月10日

災害時に冷凍食品を温める防災グッズ

最近の冷凍食品はおいしくなったが、災害時に食べたいなという欲望を満たす防災加熱袋がある。生石灰を利用して冷凍食品を加熱するもので、下記写真のように、まず透明な加熱袋に生石灰が入ったアルミ箔から取り出して袋に入れ、例えばカレーライスを食べたいときに、冷凍のカレーレトルトと冷凍ご飯を一緒にいれて、水を150CCほど加えて5分待てば食べることができる優れモノである。決して災害は起きてほしくないが。。。

写真参照:足立石灰工業HP

  加熱袋と生石灰加熱剤             冷凍食品(カレーとごはん)          水を銜えて一緒に5分加熱する

2023年09月09日

阿波踊り2023 特別桟敷席建築基準法違反

徳島の阿波踊りで今年は特別桟敷席20万円が話題になったが、外階段の幅や手摺の高さが10cm足らない建築基準法違反となった。その後、主催者は席料の20万円を全額返却すると決定した。これでは席を買った人が得したことになる。高額な席料をとること自体おかしなことで、これを買う人もいたことに驚く。建築基準法違反とはいえ、仮設席の設置にしては厳しい判断でもあった。世の中なんか変ではないか?

 

2023年09月01日

窓に貼って発電するペロブスカイト型電池

住宅などを展開しているパナソニックは、窓に貼って発電するペロブスカイト型電池を実証実験する。窓に貼って発電するタイプは富士電機、ENEOS等様々な商品が開発されているが、実際の住宅で実証販売するのは、パナソニックが初めてではないか?色々なタイプがあるが、透明で折り曲げ可能なフィルムタイプが窓に採用できる。米国では、量子ドットタイプの商品が開発され、住宅だけではなく自動車、車両等にも展開されるようだ。特に電気自動車(EV)には夏のエアコンや冬の暖房などで電気が必要とされこれらの消費で実際の走行距離がかなり減ってしまうので期待される。

写真提供:ミシガン大の量子ドットタイプの発電素材

2023年08月31日

大きな出来事3件

新聞の見出しには、北朝鮮の軍事衛星打ち上げ失敗、ロシアのワグネル首謀者プリゴジン氏がプライベートジェット墜落で死亡、福島原発の処理水が海に放出され、今後30年にわたって放流するなどの記事である。それぞれに重い記事なのに、淡々と読んでしまった。どの記事も政治色が強く本当のところはわからないが、いい話ではないなあ。一方で、中国に関しては、台湾海峡付近で潜水艦が沈没し乗組員全員死亡とか南沙諸島沖にある人工島が沈下しつつある等の話もある。これからどうなっていくのだろうか?

2023年08月25日

日本企業、中国から撤退続出!

日本企業再生のために、再び日本本土へ生産拠点を移す企業が増えている。例えば、複合機のキャノン、富士フィルムあるいはエアコンのパナソニック、ダイキンもともと円高や中国の労働力の安さからであるが、145円/ドル時代で政情不安、更に技術移転への強要、スパイ容疑などが重なって撤退が相次いでいる。勿論、半導体製造装置なども輸出規制をおこない始めた。新幹線なども海外では中国製(もともとは日本の技術)に負けていたが、最近は運行管理や安全性、周辺への環境アセスなどで日本への打診が増えている。

 

2023年08月17日

小売業の衰退

地方にある寿司屋、蕎麦屋、パン屋、肉屋等次々に閉店に追い込まれている。理由は様々だが、大手スーパーやコンビニ等の出店による影響や経営者の高齢化である。パン屋さんなどは年間2,000軒閉店しているそうである。昔は早朝からパンを捏ねて焼いていたものであるが、最近は冷凍でできたものを役だけに簡素かしている。所謂名人芸などは必要ない時代である。寿司屋では、握りロボットが活躍し、寿司ネタは魚屋に任せる。蕎麦屋は自動ロボットやそば押し出し機が登場し、専門家はいらない。であれば、分業化を逆手どって開業できるチャンスではないか?これまで通りのやり方では赤字ばかりで時代にあった業態に代えていくしかないのではないか?

 

2023年08月15日

麻布台ヒルズ

麻布台ヒルズが11月に販売される高層ビル「森JPタワー」は64階建て(330m)で東京タワーの高さに近い。住居は54階から64階までである。これまでの最高高層ビルは、関西のあべのハルカスで300mであった。高さだけならば、三菱地所が計画している東京駅周辺の「常盤橋プロジェクト」では、62階建て390mが建設される予定である。しかし、麻布台マンションの驚くべきところは、販売価格が30~300億円という。誰が買うのかと耳を疑う価格である。都内のマンション価格は平均で1億2千万円というのも驚きであるが、桁がだいぶ違うなあ。試しにモデルルームを見たいものだ。

 

2023年08月10日

いたばし花火大会で火災

8/5の午後8時ごろ、いたばし花火大会でハイライトとである「ナイアガラの滝」の仕掛け花火700mに点火された際に、廻りの下草に引火して消防車等19台が出動して消火活動になってしまい、花火大会は残り20分を残して中止となった。見ていた観客は消化不良になったことであろう。プロの花火師は予め、近くにある下草などに散水して展炎しないようにしているが、この夜は、猛暑と風で散水した水の蒸発で役にたたなかったと思える。各地で花火大会が復活しているので、十分気を付けてほしいものだ。

 

2023年08月06日

汚染水からトリチウムの除去

東京理科大と都立産業技術センターが共同で汚染水からトリチウムを電気分解で取り除く方法を開発した。トリチウムは水との親和性がよく分離できず、どこの国の原発でも取り除かないで海に放出している。今回の開発技術は、汚染水に炭化物粉末とシリカ鉱石紛を混ぜて電気分解することによって減衰率9.02%と高い分解技術を示すものである。今後このような技術を使って福島原発の汚染水を海に放出するのに役立ててほしい。

 

2023年07月30日

地雷探知機

ウクライナ支援に東北大の佐藤教授が開発した地雷探知機ALLSが活用される計画だ。普通の金属探知機では、金属にすべて反応してしまうので、地雷を発見する確率は1/1000らしい。佐藤先生は、金属探知機にレーダー「GBーSAR」という地表表面の状態をレーダーで探知(0.5mm)してモニターで見る方法である。現在カンボジアの地雷処理センターで活用されているが、そこへウクライナの隊員が研修に来ていて近く活用する予定だ。発見された地雷は、コマツの地雷撤去機械で処理されている。今後10年、20年かかる仕事で、ウクライナでいえば、ぬいぐるみや家具などにも地雷が仕掛けられているらしい。現在ロシアが防御にために、塹壕手前に地雷群を埋めているために、ウクライナの進軍が進まないこともある。

 

 

2023年07月25日

線状降水帯予測システム

最近の梅雨時は、しとしと降る雨ではなく、バケツをひっくり返したような雨が多い。気象庁は、線状降水帯予測を30分前に情報提供できるシステムを提供している。ところが、その2/3は予測できていないらしい。秋田や新潟に襲った豪雨もそうであるし、北関東で起きているカミナリを伴う豪雨もしかりである。九州熊本では波状攻撃のような雨であった。数年前は100年に一度とか言ってましたね。

 

2023年07月22日

京都アニメ火災から4年

放火による京都アニメスタジオ火災から四年が経過した。京都消防署は、「火災から命を守る避難の指針」をこれまでより一歩踏み込んだ指針となった。例えば、二階の窓やベランダから飛び降りる場合、一旦手すりのぶら下がって飛び降りることを推奨している。まず自分の命を守るために多少怪我をしてでも命を守ることである。これらの指針は名古屋市や大阪市にも採用されている。

 

2023年07月18日

イプシロンSロケットエンジン爆発

JAXAの秋田実験場でイプシロンSロケットエンジンの点火実験をおこなっていたところ、途中で爆発炎上してしまった。最近のJAXAの実験はH3を含めてことごとく失敗している。失敗は成功のもとと言われるが、実験費用が高いために簡単にいうものでもない。搭載する機器が高価であればあるほど失敗すると信用を無くす。当然国際競争にも勝てない。原因を掴んで成功率を上げてもらいたい。

 

2023年07月15日

新橋雑居ビル爆発事故の原因

3日午後3時ごろに起きた新橋雑居ビル爆発火災で、2階のバーで店長が喫煙室でたばこを吸おうと火を付けたところ、部屋中に溜まったガスに引火して爆発火災となった。その後の調査で、3階の歯科で床下の内装工事を午前中おこなっており、工事業者が水道管を抜くところを誤ってガス管をひねりガスが噴出した。この建物は古く、床下に水道管とガス管が埋め込まれており、両者の見分けが付かなかったことによる。しかし、ガスが噴出すれば直ちに臭いが充満して分かるはずで作業者の落ち度ではないか?

2023年07月11日

トヨタの全個体EV電池

トヨタはEV車用としてこれまでのリチウムイオン電池から全個体電池に2027年に移行すると発表した。これは、充電時間わずか10分で走行距離1,000kmを超える性能がある。現在EV車、特に中国では不振となっていて、欧州でもEVは疑問視する傾向にあり、合成燃料を使った内燃機関エンジンの延長が望まれている。更に、日本が目指すのは水素エンジンであり、これが世界を圧倒すると言われている。しかし、現実問題としてトヨタの全個体電池は画期的である。

 

2023年07月04日

タクシーの優良車て何?

病院へ通院するときに、時々タクシーを利用することがある。たまたま「優良車」と記載されたプレートをフロン面に置いたタクシーに乗った。運転はうまいが、乱暴で早く目的地に着いたが、疑問が残る。病院を出入りするタクシーは、運転技術よりも客への安心感を感じさせないと決して優良とは言えない。普通のタクシーでも室内温度は大丈夫か、段差があるので車が跳ねますとか、シートベルトをしているかと気遣われるのが本来の優良車ではないか?決して運転技術で効率よく走るのが優れているとはいえない。

2023年07月01日

マイナンバーカードのナナコポイント付与に疑問

マイナンバーカードはあちこちで疑問視されているが、私の妻がやっとマイナンバーカードを作り、健康保険証も公共料金の支払いも登録せず、印鑑証明や住民票などだけ登録して、5,000円分のポイントをもらえることになった。イトーヨーカ堂にNANACOを普段利用しているので、ナナコポイントを貰うように手続きしたが、なかなかポイント付与されなかった。そこで、私が7銀行に問い合わせしたところ、ナナコの場合は、最低2万円現金チャージしないとポイント付与されないとの回答で、手続きはきちんとおこなわれているので、NANACOの問い合わせ番号を教えてもらい、電話した。結果、イトーヨーカー堂では、買い物をしてもらうために、原則2万円チャージしていないと、ポイント付与されないとのことであった。ネットでそのことを確認しようとしたが、どこにも記述されていない。ただ、チャージしてポイントをもらおうと述べているだけだった。これって詐欺でないの?そんなことなら、銀行振込してもらえば良かったかも。結局5月中旬に手続きして、6/24現在までに数回チャージしているので、2万円は超えていたが、その都度、ポイント付与されていてどれが買い物のポイントかマイナーポイントかわからなくなっていた。この間にナナコポイント10倍セールなどあるのでわからなかった。これは私たちの落ち度なのか?

 

2023年06月24日

花王が海面活性剤で蚊を退治

じゅうらい蚊を退治するのは殺虫剤を使っていたが、匂いが臭い上、東南アジアでは抗体ができて効果がなくなっている。そこで花王は、数ある海面活性剤の中で、蚊の羽根を濡らして飛ばなくさせ、胴体にある呼吸する気門を塞ぐことによって撃退するものである。

 

2023年06月21日

核融合発電

原子力に代る発電方法として核融合発電がある。政府の方針では2050年までに実用化を目指している。現在フランスが主導するITERトカマク方式とレーザー核融合方式が検討されているが、第3の方式としてFRC(磁場反転配位)型プラズマという中性子を出さす、しかも蒸気タービンも使わない方式で2024年には米国でテストプラントができるらしい。日本は主要部品に関わっているので、どちらに転んでも対応できるらしいが、やはり安全を第一に考えないと、核融合という言葉だけで不安になってしまう。この辺の技術をきちんと国民に説明する必要がありそうだ。

 

2023年06月13日

アップル、ゴーグル型XR発表

仮想現実というと、AR(拡張現実)、VR(仮想現実)、MR(複合現実)そしてXR(Cross Reality)の技術革新だそうだ。アップルの「vison Pro」は魅力的であるが、価格が48万円とか。まずはどんなものかこの手で確かめてみたい。

 

2023年06月11日

関東梅雨入りと台風と一緒

6/8に関東が梅雨入りしたが、台風も近づいて梅雨前線を刺激することで線状降水帯ができて各地で豪雨となっている。気象庁は、100年に一度の稀な現象といいながら、2度目がやってきている。もうこういう表現は辞めた方がよい。注意喚起のために発表しているのだろうが、聞いている方は不快で、どうも対処のしようがない。

 

2023年06月11日

北朝鮮が軍事衛星打ち上げ?

今朝6時半ごろ、J-ALERTが鳴り、沖縄上空に軍事衛星打ち上げで燃料ロケットが落下すると警告されていたが、7時過ぎになって飛んでいないとうか失敗した模様である。何が怖いかというと、北朝鮮のミサイルはどこに飛んでいくかわからないから不安になる。間違って東京に落ちたらどうなるのであろうか?日本もロシア、中国、そして北朝鮮のリスクが高まっている。本当にPAC3なんかで打ち落とせるのだろうか?だっていつも警告がでるころには上空を通過しているのだから。資料提供:AFPBBニュース

 

2023年05月31日

中国のEVメーカーBYDが危機!

最近投資家のバフェット氏がBYDの株式を大幅に売り急いでいる。19%近く持っていた株が10%まで売られた。そのため株価は半分以下になっている。その理由は中国政府が2022年をもって補助金を停止したことが原因のようだ。BYDは175万台のEV生産量を誇り、米国テスラ130万台をはるかに超える売れ行きだった。今年に入り急に売れゆきが鈍り始めた。テスラがEV売価を値下げしているためといわれている。工場でも異変が起きているらしいなんでも汚染物質を使っているとか。BYDはもともと電池メーカーで世界no.1を誇る一方、バッテリの発火が原因で他のメーカーに移っている。日本はEVで遅れをとっているがFCV(燃料電池車)で挽回を図っている。

 

2023年05月30日

夕方のTVでおどろき3件

夕方に相撲中継後、ニュースを見ていたら、3件の事件がつぎつぎと紹介されて驚いた。ここは日本なのか?1件目は、福岡の筑紫警察署に車が突っ込みその後放火して火事になったことである。2件目は、信州中野で銃射撃引きこもりで警官2名が射殺され、近隣の女性2名が刺殺された事件である。犯人は市会議長の息子で捕まった。更に3件目は、江東区南砂で3人の強盗が押し入り、居住している高齢の夫人に金を要求し、200万円程度奪って逃走した事件である。平和だった日本は、急に物騒になってしまった。

 

2023年05月26日

浦安のマンション駐輪場火災

今月3日から4件の駐輪場火災が相次いで起きている。手口は似ていてバイクの燃料爆発を狙ってガスボンベを引火させる手口である。だんだんエスカレートしていくと、マンション自体の火災も危惧される。犯人は地元の地理に詳しいようだが、こういう放火は捕まるまで辞めない。だんだん困った人が増えてきたものだ。写真提供:ANN

 

2023年05月23日

最近地震が多し、そのあと雨でやられる

先日能登(珠洲)で大きな地震があったと思ったら、千葉(木更津)でもM5.5クラスの地震が起きた。その後、鹿児島、青森と続けて起きている。専門家は普通に起きる地震で騒ぐことはないという。一方で原因はわからない、いざ地震が起きると、想定外という。自然現象とは故、こうも連続して起こると、不安でしょうがない。海外でもトルコ・シリア地震、南太平洋のトンガなどが起きている。地球全体で何か変動していないのか?

 

2023年05月13日

コロナウィルスも5分類へ

3年余り騒がれたコロナウィルスも今日から2類から5類へ変更となり、インフルエンザと同じ扱いとなった。これまで無料であったPCR検査や医療費はすべて有料となる。飲食店でも消毒液、検温、アクリル板などがなくなり、すっきりした。でもそれはあくまで行政側の処置であり、コロナウィルスが無くなったわけではない。死亡率は低下したものの副作用が長引く人もいる。私はこれからもマスクすることにする。

 

2023年05月08日

やたら戦争の雰囲気がある世の中

ウクライナーロシア戦争だけでなく、スーダン、シリア、最近では北海道付近(ロシアー米国)、台湾・中国(南沙)、韓国・日本(竹島)などなど更に北朝鮮のミサイル(日本を狙わなくても間違って落ちる可能性がある)これらの問題を国連で議論しようにもロシア・中国が必ず反対して欧米が悪いとなる。中国で火災が起きてもどういう火災であったかのレポートはこれまで一度もない。コロナの起因も結局不明のままだ。大国が自分の利益ばかり考えていると、全く国連は機能しなくなる。どうしたらよいのか?

 

2023年05月03日

米 ディズニーランド ドラゴン火災

24日に米国カルフォルニアにあるディズニーランドで人気のアトラクションのドラゴンが火を噴く場面で、本当に燃えてしまった事件があった。夢を売るディズニーではハリボテのドラゴンには子供たちはがっかりしたことであろう。安易に火を使うとこうなるという一例だなあ。

 

2023年04月28日

営農型太陽光発電

これまでの太陽光発電というと、地面の除草対策ばかりに目がいっていたが、最近農水省が推奨している営農型太陽光発電は、パネルを3m位高くしてパネルを一定の隙間を設けて傾斜させた方式を取っている。既に3,500件ほどの実施例があり、作物は、主に野菜、観葉植物、果樹、穀物となっている。この方式であれば、売電と農業でビジネスが成り立つかもしれない。将来的に発電効率が60%まで近づく量子ドット型ができれば、参入することが当たり前になるだろうな。資料は農水省HPより 実施例は愛媛県丸亀市

 

2023年04月23日

大成建設施工不良で240億計上

北海道で建設中の26階建て高層ビルで鉄骨の柱やはりを組み立てる工程で基準値の許容範囲を大幅に超えて最大21mmずれていた。このため施工工程2割程度のところでやり直しを決め、240億円の損益を計上した。複数箇所で見つかったのに、虚偽の報告をしていたらしい。大手ゼネコンでもこんな管理をしているかと思うと、首都圏の高層ビルは大丈夫であろうか?マンションに関しては都内価格が平均2億円を超えていると聞く。これに不正があったとすると、溜息が出てしまう。ものづくりの日本はどうなってしまったのか? 写真提供*NHKNEWS

 

2023年04月22日

大分市異臭さわぎ

19日午後3時過ぎ、大分市で異臭騒ぎがあり、100名以上が病院に運ばれた。鼻に刺す刺激臭だったという。消防署の分析ではメタン系可燃ガスだと説明があったが、一方でリン酸系という話もある。この辺一帯は工場が密集していてどこからか海風に乗って大気中に漂ったものと言われている。メタン系可燃ガスではこのような刺激臭は感じられないと思う。どちらかといえば塩素系化学物質ではないか?

 

2023年04月21日

春は4K

春の季節はこれまで3K(強風、寒暖差、花粉症)と言われてきたが、今年は黄砂が観測され4Kとなった。黄砂は日本海側に多く関東地方に降るのは珍しい。黄砂は、日本海側の原子力発電所の壁に付着してその汚れ防止対策が望まれていたことがある。無機物質のため一旦付着するとただちに洗浄しないとなかなか落ちない。自動車などに付着すると、ボディが傷つくことがある。最近では、黄砂粒子が花粉を破壊してその微粒子を伴って飛来する。さらに中国の大気汚染粒子も含んでいて目や喉に悪さをするというから厄介である。

 

2023年04月13日

東京圏デジタルセンター急増

クラウドやAIの普及でデジタルセンターが急激に増えている。特にこれまで中国に建設していたものを国内、特に東京圏に建設ラッシュが続いており、2027年には54兆円市場となる。日本でデータセンターを設置することは、天変地異のことも配慮しなければならないので、地盤の硬い群馬県や茨城県などが狙われるか?

写真提供:NTT

2023年04月11日

空き家処分!

30年暮らした我が家を空き家のままにできず、更地にして土地を販売していたところ、やっと買い手がつき売買できた。しかし、水道が古く新たに本管から引かないと、家が建てられないと市の水道局から指導され、売り手の私が負担することになり、本管から自宅まで200mの距離を給水工事で300万円近く掛かってしまった。家を更地するため建物の撤去を含めて250万円もかかり、結局売買価格に近い負担となってしまった。これでは全国の空き家対策は進まないとつくづく思ってしまった。

    建物があった状態                              更地にした状態

2023年04月09日

オープンAI GTP3

今の世の中、自分の時間を持ち、自分で考える力が不足する環境にある。マーケットでのキャシュレス、車の自動運転、図書館での自動検索等等まるで機械がやってくれる。これ以上に登場したのが汎用人工知能(open AI)のGTP3である。アプリのコーディングや読書感想、近いうちにマイクロソフトが搭載予定で、考えなくても論文も書けそうである。自分の力はどう表現するかが課題となろう。単語を入れると、以下の文面が自動で紹介される。因みにプーチンや習近平と入力したら、どうなるのか?

 

2023年04月06日

卵代替のエバーエッグ!

馴染みのカフェでベーコンエッグやダブルエッグサンドイッチを食べていたのだが、今回もベーコンエッグを注文すると、販売していないと言われた。ええー何で?卵が高騰して提供できないとのこと。なんでも通常の1.5~1.8倍の値段らしい。鳥インフルエンザの影響とか。こんな状況下でカゴメとTWOが開発した植物由来(にんじん、白いんげん豆)の材料で「野菜半熟化製法」でたまごのような食感のEVER EGGが商品化された。消費期限は1年で常温タイプと冷凍タイプがあるらしい。どんな味がするのか楽しみである。

 

2023年04月05日

プロコルハルムメンバーの死

私の青春時代に大好きだったプロコルハルムの作詞家キースリードが亡くなった。非常に難解な詞を作る人で代表作「青い影」はとてもわかりにくい歌詞であった。作曲したゲイリーブルッカーは昨年2月に亡くなっている。同じ76歳であった。教会音楽の旋律で世界的にヒットしが、一発屋のバンドではなく、実はその後ずっとファンであった私はLPレコード7作目までは購入している。実際には12作(ソロを含めて)だしているそうだが。「ソルティードッグ」、「バルピルギスの後悔」、「グランドホテル」、「ブロークンバリケード」等々いくとも挙げられる。日本では松任谷由実がジョイントコンサートをおこなっている。ピアノとオルガンの組み合わせにロビントロワーのギターが冴えていた。1970年代の青春が散る。

 

 

2023年04月01日

日本の島の数は?

国土地理院が今年2月に発表した日本の島(0.1km以上)の数は、昭和58年時点では6,825あったが、最近の計測結果では、なんと2倍の14,125箇所もあるという。計測法が違うので一概には言えないが、中国や韓国が主権を主張する島々もあるので、正確に計測してもらいたい。例えば、江の島でも5か所増えている例がある。(国土地理院HPより

 

2023年03月27日

アシックス 靴で健康状態把握

アシックスは靴底にセンサーを組み込んで現在の健康状態を解析して現在に適したトレーニング法を提案する「ランウォーク オルフェ」を開発した。年齢を重ねると、歩き方や重心が前のめりになり、様々な障害がでる。これを防ぐ対策として有効である。私も先日歩道と車道の段差で転倒してひどい目にあった。是非このシューズをもっと展開して歩き方の一助としてほしい。写真提供:日経新聞LBS

 

2023年03月25日

WBC 視聴率40%超!

WBC1次予選では日本と韓国の試合ではTV視聴率40%を超える結果であり、4連勝後、イタリアにも勝ち、準決勝(メキシコ戦)に米マイアミに飛んだ。一時野球は日米や南米を中心としていたがアジアや欧州が充実してきて面白くなってきた。とはいえ中身はMLB(米メジャー)経験者ばかりで米国主導のゲームのような気がする。だから、近藤や源田なんかが活躍すると思わず拍手を送りたくなるいかにも職人肌を感じる。調子の上がってきた村上や岡本にも是非マイアミで暴れ回ってほしい。

 

2023年03月18日

大成建設の欠陥による建て直し

札幌市のHBC跡地に複合高層ビル(地下2階地上26階)を大成建設がおよそ116億円で落札し、既に15階の骨組みまで組み上げていたが、発注元のNTT都市開発の技術者が鉄骨の傾斜や床の厚みのばらつき等を指摘し、壊して立て直すことになった。現場でのばらつきは多少あるにしてもかなり大きな欠陥であり、建て直すこととなった。これで完成は2年以上遅れることになった。設計段階と現場でのチェックがあいまいであり、15階までも組み立ててしまったことは大きな問題である。大手ゼネコンでもこんな事が起きるのは肝に銘じてほしいものだ。

 

2023年03月17日

東日本大震災から12年

あの頃、四谷からひたすら家まで歩き続けた。バスもタクシーも拾えなかった。携帯電話も繋がらず、でも地震の最中には連絡はとれたが。。。はや12年もたつ。いまだに世界各国で天変地異が起きている。トルコ地震では東日本震災の2倍にあたる5万人以上が亡くなった。いずれ南海地震が来るという。本当に怖い世の中になった気がする。

2023年03月12日

福島原発の排水放出直近か!

福島原発の排水(トリチウム)がいよいよ海洋放出される。世界の国々は反対している。福島原発は年間22兆Bq排出していてこれまでに1,000兆Bqドラム缶で1,000個となり、限界に来ている。世界の原発の排水量を比べてみると、一番多いのはフランスで1京1,400兆Bq、次に英国の423兆Bq、中国は52兆Bq、韓国は50兆Bq、米国は82兆Bqとなっている。これで希釈して放出することのどこが悪いのかせて説明してほしいものだ。勿論不純物があると疑われてはいるが、トリチウム自体は各国垂れ流ししているのが現状である。どう解決するか?悩ましい問題ではある。

 

2023年03月10日

H3ロケット発射失敗!

商業用ロケット市場規模は、3.5兆円と予測され、2022年には186回打ち上げられている。そのうち8割は米国(80台)と中国(60台)が占める。米国のファルコン9は100億円規模で、中国製は80億円前後と言われている。一方日本はH2Aロケット(100億円)の打ち上げ成功率は95%を超える。しかし、市場競争の激化から半額の50億円でH3ロケットを完成させた。第一エンジンが新しく開発したもので、今回着火しなかった第2エンジンはH2Aと同じものを使っている。電気系統のトラブルとみられるが、再度発射するまで2-3年はかかるのではないか?多くの技術者が結集してできたものであるので、腐らず是非再度挑戦して成功させてほしい。更に民間ではホリエモンが主導するペンシルロケットも期待される。

 

2023年03月07日

鱒寿司の容器にプラスチック?

富山名物の鱒寿司の容器が松の木からプラスチックに変更となって、魚の匂いや水分が出て評判が悪い。なんでもウクライナの戦争の影響で輸入の松が入手できず、仕方なくプラスチック容器に変更したところ、魚の匂いや水分がプラスチックでは吸収せず、やな匂いとなっている。やはり経木の香りは優れているもので、早く木材容器に戻してほしいものである。

 

2023年03月02日

沖縄無人島火災

中国人が購入した沖縄の屋那覇島で火災が起きた。県外の学生35名がキャンプしていて火の始末ができておらず、雑木林に展炎して大騒ぎとなった。村役場の人や警察官20名が消火活動したが、鎮火せず一旦船で避難した。翌日現場は鎮火していた模様。この島は中国人女性がSNSで島を購入したと騒がれていたものである。実際は海岸線や砂場は役場の所有で中国人が購入したのは、内陸の岩だらけの場所のようだ。

この島は、東京の不動産会社が3億5千万円で購入してリゾート開発する予定であったが、頓挫している。今回中国人が購入した土地は60万元(1,100万円)らしい。 資料提供;琉球放送

 

2023年03月01日

路面一体型太陽光発電(PIPV)を日本へ

独のBSAFと加のソーラーアーステクノロジー社が開発した路面一体型太陽光発電は、耐久性(壊れやすい、耐荷重、耐破壊等)の優れたもので、欧州では既に72.9億ユーロ(1兆円規模)/2021年を売り上げている。日本のように国土が狭い場所では、道路、駐車場、屋上、埠頭などに使うことができる。今回日本道路がこの技術を導入して国内の普及に務める。中国製一本やりが見直される技術である。

 

2023年02月27日

マイナンバーカードはどこへゆく

マイナンバーカードを持っている人は、40%くらいと聞く。まだまだ普及されていないため、お金をばら撒き勧誘している状況にある。最近では健康保険証を無くしてマイナンバーカードとする予定だそうだ。病院毎のシステムを大幅に変更する必要があり、多くの病院は否定である。最終目的は銀行の預金管理であり、個人資産を管理できれば、脱税できないという訳である。私もマイナンバーカードは作っているが、5年目で更新手続きを要求されて、面倒くさい。面倒といえば、使う書類によって暗証番号が4つに分かれている。結局は1つの暗証番号にしてしまう始末。私の妻はやっと昨年12月に総務省に書類を郵送したが、1月末になってもなんの音沙汰もないので、電話で問い合わせると、「確かに受理しましたが、区役所の方に書類を廻しているので、2月下旬には連絡がいくと思います」との回答。しかし、区役所からいまだに連絡がない。しかもカードは送られてこず、区役所窓口に取りに行くことになっている。これってデジタル社会か?少なくとも1週間くらいで手続き完了できなければ、アナログもいいところ。

 

2023年02月22日

成田空港に世界最大級の太陽光発電

成田空港と東京ガスは世界最大級の太陽光発電を空港内に設置することを発表した。出力は18万kW(7万世帯分)で空港敷地内10%を占める。更にeーメタン(水と都市ガスから合成)で脱炭素社会を形成するという。太陽光発電も過渡期にあるが、今後量子太陽光発電の開発が進めば、70%以上の高効率の発電も期待できる。

 

2023年02月21日

H3ロケット打ち上げ失敗か?

H2Aの後継機であるH3ロケットは、これまでのロケット費用100億円から50億円でできる新型機で2トン級の衛星を打ち上げられる。残念ながら今回は主力エンジンは点火したものの、補助ロケットに着火せず、打ち上げられなかった。記者会見では、これは失敗なのか?と責められ、責任者は思わず無念の涙であった。技術屋から視ると、マスコミはピー、ピー言いながら、これは失敗だと質問攻めである。なぜ本体が爆発せず、保護されたかを全く評価していない。今後再点検して来月10日までに再チャレンジすると宣言した。大変立派ではないか。安全装置が何重にも効いてたことであろう。ガンバレ技術者達!

 

2023年02月18日

ウクライナに使い捨てカイロ

日本人が何気なく使っている使い捨てカイロをウクライナ文化交流会や山形・福島の市民団体が30万個以上のカイロを送り、ウクライナ市民を驚かせている。たったひとつでも背中に貼っておくと、厳冬の中で暖まるという。最近おきたトルコ地震でも外で生活する難民が沢山いる。この人たちにも是非送ってほしい。もちろん、衣料分野においてもヒートテックのような暖かい素材も喜ばれるであろう。

 

 

2023年02月15日

中国の偵察気球

米国が発表した中国製の偵察バルーンは、世界で40個以上観測されており、日本でも過去に3回ほど観測され騒がれたが、政府は特に見解を出していない。今回米国はバルーンを迎撃して機器の分析をする計画である。気象用バルーンと弁解している中国に対して、通信機器を傍受する目的であると断定されている。日本でも通信傍受の要である青森県三沢米軍基地付近にもバルーンが通過している。人工衛星よりも安価ではあるが、人目に付く点が弱点かもしれない。物騒な世界になったものだ。

 

 

2023年02月12日

マイクロソフトセキュリティ詐欺にあう

ネット検索をしていたら、突然画面が暗くなって以下のような画面が映し出され、PCがフリーズしてしまった。再起動をしても同じ画面で、これはウィルスに感染下と思い、画面に表示された電話番号050-5479-1794に電話してしまった。案の定、日本語の曖昧な自称アメリカ人がマイクロソフトの社員を装い(社員番号と写真を示す)「あなたのパソコンのセキュリティが甘く、トロイの木馬に感染し、このままずっと動かないので、マイクロソフトのセキュリティソフトを入れて解消しましょう?」と言われ、ウィルスバスターに入っているので、そちらに電話して確認しますと電話を切った。この詐欺の手口は、ソフト代金(3年契約8万円、5年契約9万円、一生契約10万円)という。一生契約にはさすがに笑ってしまった。念のためネット取引しているB銀行の使用停止を連絡し、翌日B銀行でウィルスを調べてもらい、問題なかった。マイクロソフトのサポートセンターで復帰方法を教えてもらい、事なきを得た。本当にネット詐欺にかかりそうになり、「性悪説」に傾いてしまう。しばらく気分悪い。

 

2023年02月09日

ゴムの伸び縮みで冷媒機能発揮

東北大の小宮教授は、開発したゴムが伸び縮みをする際に発熱したり吸熱したりする機能を利用して冷蔵庫、エアコン、自販機の冷媒となるために、フロンを冷媒とした有機溶剤は不要となる研究をしている。温暖化防止の効果がある。実用化は5年以内か?

 

2023年02月07日

次世代半導体 ラピダス

トヨタ、NTT、ソニーなどが共同出資している新会社が2ナノメートルの次世代半導体に挑戦している。既に米IBMが開発しているが、国産半導体として期待される。このところの半導体不足から自動車や家電製品まで多大な影響を受けてきた。日本は海外から10年遅れていると言われ続け、名誉挽回のチャンスである。

 

写真提供:IBM2ナノの半導体

2023年02月05日

PFASって何?

最近問題になっているPFASとは、パーフルオロアルキル化合物という。フッ素化合物のことでフライパンのフッ素加工、防水服、泡消火剤などをいう。この物質は水にも油にも溶けず、フォーエバーケミカル(永遠の化学物質)とも言われている。米軍基地から検出されて問題となったが、泡消火剤として垂れ流していたようだ。最近では多摩川でも基準の3倍のPFASが検出されている。健康被害があるようだが、まだ深刻化していないようだ。規制値はNHK資料によると、以下。

 

2023年02月02日

電子処方箋 今日から運用

電子処方箋が1/26の本日から運用開始される。現時点の運用医療機関は16件だそうだ。一体電子処方箋て何か?マイナンバーカードを使って医療機関に設置されたカードリーダーで処方箋を出し、これを最寄りの薬局の端末で読みだして薬をもらう仕組みである。メリットは薬の履歴、これまででも「お薬手帳」(有料)があるが何が違うのか?本来利用価値があるのは、薬局で薬を待つ時間を短縮してほしいことである。せめて病院でマイカードを読み込ませたら、自動的に家まで薬を配達してもらえなければメリットがない。マイカードをなんとか利用してもらいたい苦肉の策か。因みに健康保険証で利用する場合は、病院に口頭で電子処方を使うと言えば、電子処方箋を出してもらえるとか。年寄には従来通りでまったく問題ないけど。

 

参考資料:厚生労働省のHPより

2023年01月26日

ガンバレ日本⑥最終 メタンハイドレート

日本のエネルギーの将来は如何か?また、原子力に頼り、海外の原油やLNGに依存しなければならないのか?日本海沿岸には巨大な資源、メタンハイドレートが眠っている。これはメタンガスと水分子が結合した氷状物質である。メタンガスにすると、100年分、およそ120兆円が海底にある。これを取り出すためには、海底1,000mを掘り進めなければならない。今の技術では、1バレル200ドルの費用がかかるらしい。(原油は1バレル10ドル程度)今後20-30年後の未来の燃料として是非開発してほしい。

 

2023年01月23日

ガンバレ日本⑤ 植物工場

日本の植物工場は、既に中東など乾燥地帯でも野菜が育てられる装置として輸出されている。太陽光型が主流であるが、人工光型も普及しつつある。更にレストランや家庭でも野菜が育てられ、食べたいときに取ることができるもので、温度湿度管理から音楽を流して栽培を促進するなどの技術開発が進んでいる。

 

2023年01月20日

ガンバレ日本④インフラ技術

日本は、災害や地震の多い国で、都市や地方の復興についてのノウハウが一杯ある。ウクライナからも日本の戦後の復興技術を期待されている。

① 橋梁技術・・・橋は東南アジアで輸出されている技術で特に吊り橋の技術は秀逸である。

② 道路敷設技術・・・日本の道路建設では、凹凸の少ない優れた技術が各国で採用されている。例えば、路面の凸凹の精度は0.5cmである。

③ 上下水道技術・・・汚れた湖のろ過や河川の浄化技術はもちろんのこと下水道についても優れている。

④ 鉄道技術・・・新幹線をはじめ、車体だけでなく安全走行のための保安技術に優れ、アジアに限らず欧州でも高く評価されている。残念なことに中国の新幹線は日本が輸出したものであるが、完全にパクられて自国の独自技術として海外に輸出されている。コスト安もあるが、環境アセスや安全保安技術が乏しいとクレームとなっている。

このほかにもインフラに関しての技術は豊富で、法面技術、地熱発電、小水力発電なども輸出できる技術である。

 

2023年01月19日

ガンバレ日本③ 農産物のブランド化と冷凍技術

果物では既にアジア地域では日本の製品が知られている。例えば、リンゴ、ぶどう、イチゴ、モモなどである。しかし、直ぐに真似されてコストが合わなくなってしまう。野菜などは輸送問題があって難しい。しかし、日本の冷凍技術で少なくとも加工したものを冷凍して輸出することは可能である。例えば、ジャガイモをコロッケにするとか、カット野菜を冷凍にするとか考えられる。農薬規制もあって難しい課題もあるが、日本酒の例もあって成功していく可能性を秘めている。

 

 

参照資料:NHK「クローズアップ現代」

2023年01月17日

ガンバレ日本②水素社会

カーボンフリーを目指して原発に頼らず新しい水素社会基盤をつくるために、まずはオーストラリアから液化水素を輸入するために、輸送船が作られた。次のフェーズは、FC(水素燃料電池)による車の実現である。既にトヨタやホンダが実車テストをおこなっている。私が期待するのは、マツダのロータリーエンジンで、MX30として実用化を発表している。ロータリーエンジン車をやめて11年ぶりである。ところが、日本政府は時期小型原子炉の開発を発表し、ドイツの政策と相反している。二兎追うもの一兎を得ずにならないよう期待する。

 

2023年01月13日

ガンバレ日本① 量子ドット太陽光発電

シリコン系太陽光発電は、コスト安から中国に世界を席巻されてしまった。日本でもシャープ、パナソニック、三菱電機などが撤退してしまい、大丈夫であろうか?一方で東京都は新築住宅に太陽光発電を義務化すると表明している。そこで次世代太陽光発電として注目されているのは、量子ドット型太陽光発電である。シリコン系では既にエネルギー変換率が25%の限界に来ているが、量子ドット型は理論的には75%の変換率をもつ。これまでの紫外線領域から近赤外まで網羅するためにエネルギー効率がよくなる。現状ではまだ20%前後しか実現できていないが。。。

参考)東京大先端技術 荒川研究室より

2023年01月10日

がんばれ日本の技術!

日本はもう追い越したと隣国の中国や韓国が騒いでいて、日本自身も少子高齢化で生産者年齢が減り、給与も他国に比べて安く低迷している。おまけにかつて発展途上国であったマレーシア、インドネシア、フィリピン、アフリカ諸国からインバウンド需要として日本は安いと言われショックを受けている。今や銀座通りも外国のブランドショップや外国の観光客が賑わっている。しかし、日本の技術はまだまだこれから花開くので心配いらない。今後これらの技術を紹介していきたい。

 

2023年01月08日

欧州の暖冬

今年の冬のヨーロッパは暖冬で、例えば、スペインでは20℃と海水浴ができる、スイスでは雪が降らずスキーができない、ウクライナのキーウでは最高気温7℃(平年は-10℃以下)で春の陽気だそうだ。この原因は偏西風の蛇行でアフリカからの熱風が欧州大陸にかかっているそうだ。

 

2023年01月05日

量子コンピュータの実用化


量子コンピュータは確率的に0と1が同時に存在する状態を作り出して数字化するもので、従来の汎用コンピュータは、1(オン)と0(オフ)を利用したものである。量子コンピュータは汎用品よりも複雑なAIとか創薬などに利用が期待されている。通常の計算ならば、汎用品の100万倍早い処理速度らしい。量子コンピュータには、2方式あって今回は量子ゲート方式でもうひとつは量子アニーリング方式があるようだ。なんだかわかったようなわからないような。。。。日立ソフトが開発した勤務体系ソフトでは、人が組み合わせると、半年かかるが量子コンピュータでは数時間で計算できるそうだ。

 

 

2023年01月04日

2023年明けましておめでとうございます。

今年も地震、災害が多い日本ですが、インフラも老朽化し、道路、橋、トンネル、水道管など多くの課題がありますね。更にウクライナ侵攻や北朝鮮のミサイル乱射、中国の台湾進攻問題等日本を取り巻く世界も大変です。また、コロナウィルスも終わりが見えかけましたが、オミクロンに次ぐグリフォン(まるで犬の名前みたいな)、インバウンドによる中国からの異種株発生が起きるかもしれない。こんな2023年ですが、平和に過ごせなくても注意しながら生きていきたいものです。勿論火災には気を付けましょう!今年も頑張ります。

 

2023年01月01日

2022年の締め

コロナウィルスが第八派を迎え、来年中旬には70万人規模となると予測されている。これまでの肺炎から心臓疾患に変わりつつあるようだ。一方でコロナワクチンを打ちすぎると、高齢者は免疫力が低下してかえって罹りやすいというレポートもある。そこで私は、インフルエンザワクチンは打ったものの第5回のオミクロン対応(BA5)はやらないことにした。コロナで騒いでいる間に原発60年以上でも使えるとか、新規原発を開発するとか。更に防衛費をGDP比2%に増やす。このため、増税や建設国債を使うとか。どさくさ紛れに酷い政策をアナウンスしたものだ。来年は日本が大きく変わるかも。

2022年12月28日

ウクライナ・ロシア戦争の終結は?

2月にロシアが侵攻してはや10か月となるが、依然として膠着状態にあり、ウクライナは米国よりパトリオット迎撃ミサイルを装備する予定だ。なんでもベラルーシからロシアが首都キーウに小型核爆弾を仕掛けてくるのを防衛するためと言われている。パトリオットミサイルでも一発5億円以上するもので、小型核爆弾が発射されて迎撃して落としたとしてもこの地域の放射能は防げないのではないか?この先どうなってしまうのだろうか?

 

2022年12月25日

マッシュルームレザー人工皮革

人工皮革というと、不織布にウレタンを含侵したり、塗工したりして人工皮革にしていた。例えば、東レのエクセーヌ、クラレのクラリーノ、帝人のコードレ、カネボウのベルセイム等がある。これらは動物の皮革を使わないで作ることであるが、一歩進んでビーガン皮革のひとつキノコから作る人工皮革が盛んになりつつある。元はイタリア等が開発しているもので、キノコの菌子体の胞子をを瓶内で培養することをヒントにキノコの菌を用いてレザーにするもの。私も一時日本で染色できる合成皮革カブロンから進歩させて人工皮革を研究したことがあるが、ベースとなる極細繊維の不織布は上述の繊維メーカーから供給されず、挫折したことがある。今やビーガンレザーとは技術は進歩したものである。

 

 

2022年12月24日

JPCZって何?


天気予報を見ていたら、いきなりJPCZが出てきた。「日本海寒気団収束帯」というらしい。こんなの前からあったけ?Japan Cold Zoneていうのかな。と思ってネットで検索したら,Japan sea Polar massConvergence Zoneでした。シベリア寒気団が朝鮮半島の白頭山(2,744m)にぶつかって二つの寒流に分かれ、日本海で再び合流するために、日本の日本海側に大雪をもたらす理屈だそうだ。なんだかとってつけた理由のようだ。

参考イラスト:tenki.jp

2022年12月20日

調光ガラスの不具合



渋谷区の公園にある公衆トイレは、液晶調光フイルムを使ったもので、普段は透明で中が見えるが、使用時に鍵を欠けるとガラスが不透明になって中が見えない。これは、トイレを常に清潔に保つためにトイレを透明化しているもので、最近これが故障して使えないらしい。なんでも温度が下がって調光機能が故障したらしい。会議室の場合であれば、問題ないが、トイレや浴室などはやはり故障すると使えない。電気を使わないSDGSの観点からはアクリル樹脂のような30-50℃になる曇る温度感応型ゲル調光窓などもある。北欧の図書館などでよく使われている。私も10年位前に開発したことがあるが、ゲルタイプの先駆者は日本化薬から独立した研究者と記憶している。その後、液晶に関しては九州のベンチャー企業が開発し、凸版が商品化して経緯がある。

 

2022年12月17日

電子レンジ火災

2022年12月現在、電子レンジ火災は74件にのぼる。加熱調理のしすぎとアルミ箔で被覆して爆裂するケースがほとんどらしい。加熱のしすぎとは、所定の加熱時間を守らず、十数分も加熱ほったらかしらしいが、昔の人にとっては考えられない。普通はマニュアルを見るが、ない場合は数分づつ加熱して様子を見るのではないか?メーカーも頭を抱えているだろうな。

 

2022年12月14日

民間の月面探査ロボットSORA-Q

民間のスペースX社のロケットに搭載された月面探査ロボットが打ち上げられた。変形型月面ロボットは「SORAーQ」、タカラトミーとJAXSAが共同開発した直径8cm、重さ250gものである。小型カメラ2台を搭載して月面の砂地で30度傾斜していても歩行可能である。月面着陸すれば、画期的である。その前に国際協力で打ち上げられた「アルテメス計画」では、宇宙船そのものは帰還しているが、搭載された日本の月面探査機「おもてなし」は通信の故障で失敗している。(当ブログ11/23付)おもちゃメーカーが現時点の最高技術を集結したもなので、その後が期待される。


2022年12月13日

樹脂製アイススケートリンク

都内では、スケートリンクを水を張って凍らせる方法では、昼間の気温が10℃以上になるために、最近では樹脂製のスケートリンクがある。例えば東京丸の内にあるものとか。樹脂はオレフィン系のもので、普通に氷のように滑れるらしい。但し、樹脂なので摩擦抵抗が大きくスケーターにとってはかなり負担がかかるようだ。それでも氷が溶けてべたべたになるよりましかもしれない。

 

2022年12月11日

サッカーワールドカップ フォイスル

日本の活躍は決勝トーナメントで敗れたものの、ドイツ、スペインを破ったことは確実に進歩している。次はWBC野球で大谷やダルビッシュの活躍を見ることだろう。ところでサッカーでもうひとつ自慢できるものとして審判が使っているフォイッスルはmade in Jpanである。広島県にあるモルテン社製のバルキーンである。

 

2022年12月08日