ゼロエネルギー住宅(ZEH)

日本でもZEHへの動きが加速している。もともとはスーエデンで照明器具と住人の人肌熱だけで冬季の暖房費ゼロを目指し、壁、屋根、床などに断熱材を200mm厚にして開口部の窓をトリプルガラスの木製サッシにする仕様であった。しかし、日本では、梅雨や暑い夏の時期があり、スエーデンのように冷房費を考慮する必要がない訳ではない。実際に断熱材で被覆すると、蓄熱効果によって無断熱住宅に比べて2-3℃部屋温度が上昇する。そうすると、エアコンの冷房費の負荷が大きくなるのである。ではどうするのか?昭和の時代の住宅を想い浮かべると、軒先を長くとったり、縁側を設けたり、廻り廊下を設置して部屋を温めることを防いでいた。また、窓にはよしずを使い、庭には打ち水をして暑さを凌ぐ工夫をしている。これらを取り入れたZEHにはならないだろうか?どうしても技術的に走り、やれ燃料電池、太陽光発電、風力発電で電力量を減らそうとするのはどうか?

2017年08月07日