シャープの調湿材
シャープがどの温度でも5%間隔で調湿可能な材料「調潤」を開発した。主に工芸品、工業用品、嗜好品などの保存に適しているという。一般的に楽器などは乾燥剤をいれて保存するが、乾燥してしまい楽器に悪い影響を及ぼすが、今回の調湿材は40%程度にもコントロールができるために、画期的である。素材はビーズタイプとシートタイプにも可能らしい。調湿材といえばゼオライトが有名であるが、今後は住宅の部屋にも応用できるといいなあと思う。私も以前、さつきで有名な鹿沼土(アロフェン)の研究をしたことがあり、その保湿力が魅力で、その後産総研などと「イモゴライト」(湿度90%でも吸湿する素材)に着目したが、商品化には至らなかった経験がある。
