パナソニックのドアフォンの発煙問題

パナソニック製の戸建て住宅用のドアフォンが発煙する問題が発生しているが、原因は電子部品コイルの難燃化に使用している赤燐が問題となっている。赤燐は安価で難燃性を得やすい難燃剤であるが、樹脂中(PBT)の赤燐はイオンマイグレーションを起こして発煙、発火に至るようだ。

赤燐と湿気と反応してメタリン酸を生じ、更にリン酸となる。これらは電解質であるために、樹脂が導電化しやすい。そのため、電子反応によって樹脂が発煙、発火しやすくなるものである。この原因は既に解決しているようで、東南アジアの部品としてスペックが異なっていたためと言われている。一般的に考えると、親会社にだまって安価な材料を導入していた感じがする。

 

2022年01月18日