地下駐車場防火設備誤動作

4/15に新宿区下落合のマンション地下駐車場で天井の石膏ボード張替え作業中に炭酸ガス消火設備が誤動作して作業していた6名のうち、1名が避難し、4名が死亡、1名が重体となった。地下駐車場の消火設備は、消防法施工令13条に規定されているが、人の出入りの多い駐輪場のような場合は、泡消火設備が採用され、人の出入りの少ない駐車場の場合は、炭酸ガス消火設備(不活性ガス、窒素などもある)が採用されている。基本的には手動操作であるが、自動式もある。今回の事故は作業員が誤ってスイッチを押したとみられ、保護区画としてシャッターが降りて高圧炭酸ガスが1分以内に空間全体に充満させるものである。当時の炭酸ガス濃度は22%であったことから、あっという間に意識を失ったのではないか?

類似事故として今年の1/23、西新橋で炭酸ガス消火設備の点検中に作業員2名が誤動作により無くなっている。昨年の12・22にも名古屋市のホテル地下でエレベータ点検中に炭酸ガス消火設備が誤動作して11名が負傷、1名が亡くなっている。

写真提供:日本フェンオール(株)のガス系消火設備のパンフレットより

 

2021年04月16日