漂流中の軽石をゼオライト化
小笠原にある海底火山の福徳岡ノ場の噴火で軽石が漂流していることが問題となっているが、鹿児島県工業技術センターと神奈川県立産業技術総合研究所が漂流した軽石を水酸化ナトリウムのアルカリ溶液で100℃で煮沸することで、ゼオライトになることに成功した。ゼオライトは広く吸着材として利用されており、原発から出たセシウムの吸着材としても有名である。日本人はこういう技術を素早く開発すること感心するばかりである。一説には8.5億m3の軽石が噴出しているので、再利用法が検討されていた。

参考資料:ゼオライト化