中国の偵察気球 米国が発表した中国製の偵察バルーンは、世界で40個以上観測されており、日本でも過去に3回ほど観測され騒がれたが、政府は特に見解を出していない。今回米国はバルーンを迎撃して機器の分析をする計画である。気象用バルーンと弁解している中国に対して、通信機器を傍受する目的であると断定されている。日本でも通信傍受の要である青森県三沢米軍基地付近にもバルーンが通過している。人工衛星よりも安価ではあるが、人目に付く点が弱点かもしれない。物騒な世界になったものだ。