宇宙ごみど海中ごみ

宇宙ゴミ(スペースデブリ)は、任務を終えた人工衛星は宇宙に浮遊したごみとなる。現在人工衛星は4,500基ほど地球を循環している。衝突破片などを含むごみは1億個もあるという。使用済み人工衛星は、大気圏へ突入させるか高度300kmの高高度に移動させる処置をしているらしい。しかし、衛星同士の衝突も頻繁にあり、中国は人工衛星を破壊する実験もおこなっている。これは他国の衛星も破壊できることも意味するので、宇宙戦争の始まりとも言われている。一方、北朝鮮などがこれまでに100発以上のミサイルを海に沈めているいるがそのまま海中ごみとなっている。懸念されるのは、燃料に使用している有毒のヒドラジンがどうなるかである。この化学物質は、水に溶けるために海洋生物に与える影響は大きい。カニを食べる日本ではどうなるのだろう。山陰に流れ着いたミサイルの破片が発見されたが、その後どう分析されたのであろうか?写真は、海岸に流れついたミサイルの破片(出典:pbs.twimg.com)

 

2022年11月20日