飽和潜水とは?

北海道知床遊覧船の事故で船が水深120mのところに沈んでいる。これを引き上げるためには、潜水して船にロープを掛けて引き上げる必要がある。しかし、一般的な潜水は30m程度までで、特殊訓練を受けた潜水士でも40-60mが限界らしい。120mの深さもあると、飽和潜水と呼ばれる潜水方法があるらしい。空気中の窒素が血液に有害となるために、空気中の窒素をヘリウムに置き換えて、特殊な圧力容器の中で2-3日待機したのちに海にもぐる。2名2シフトで交代しながら作業するものである。また、作業が終了しても再び圧力容器に戻り、通常の空気に戻すことで、戻れることとなる。メカニズムは、下図のようなこと。なんとも厄介な話であるが、最大で40-600m潜れるそうだ。

 

2022年05月10日