オリンピック柔道の不満!
パリでおこなわれているオリンピックは、早起きの私にとってはライブ中継を見られて大変興味深い。柔道競技に関しては、日本古来のスポーツなので、熱心に見ていた。かなり欧米風の競技となり、審判判定もちょっと不満を持つ。やはり講道館柔道と国際JUDOの違いか?危険だったのは、男子60kg級永山選手がスペインの選手に首襟で審判の「待て」にも拘らず、5-6秒締めたために離した時には一時的に失神して判定は「IPPON」となった。締め技は数秒のことで身体に危険を及ぼすため、相手選手が「待て」が聞こえなかったという。女性審判はメキシコ人であるため、スペイン語で話すか手で体を抑えるかで通じたのではないか?日本側は抗議したが、審判団は「だから何?」と受け付けなかった。思わずシドニーオリンピックの篠原選手を思い出す。判定が難しいとのことでビデオ判定が導入されたにもかかわらず、ビデオを見ない、副審に意見も聞かない、最終的には「待て」の指示が間違っていたという。この他にも「掛け逃げ」やヘッドダイビング等も指摘されている。この際、JUDOから脱退して講道館柔道に戻ってはどうか?過去にも日本の空手がオリンピックに採用されるかどうかで議論された際に、韓国が空手を真似たテコンドーが採用されている。理由は世界にどれくらい普及しているかどうかだそうだ。日本の伝統文化である弓道、相撲道、華道、茶道等も我々が守っていくものである。このオリンピックで大変考えさせらた。