レオパレス21施工不良

昨年4月に発覚した界壁の遮音性能不足を発端として賃貸アパートオーナーが訴訟を起こしていたが、その後、1996-2010年に施工した39,000棟の調査を実施し、施工不良が1,324棟となった。界壁だけでなく、外壁の防火性能不備、天井材の耐火性能不備なども見つかった。特に耐火性能を改修するために、現在居住している7,728人に対して3月末までに退去するように求めている。この時期の引っ越しは繁盛期で無理でしょ。レオパレスは400億円の赤字計上をする見込みのようだ。国土交通省のHPを見ると、何が不備であったかがわかる。建設時期がバブル期と重なるために、とにかくいかに早く施工するかがポイントであったようだ。実際に、オーナーに建物を渡して初めて売上となるシステムだったので、余計工程の簡略化透けてみえる。

1.界壁施工不良・・・屋根裏に界壁がないことがことの発端であったが、実は、吸音材のグラスウール又はロックウール仕様のところ、施工性の良い吹付ウレタンに置き換えていた。

但し、TVで放映されているウレタン断熱材が充填されているからといって火災の危険性が増したわけではない。壁表面は石膏ボードなど準不燃材料が使われているので、直接ウレタンに火が付くわけではないので。。。

 

2.外壁不良・・・防火構造仕様で外壁の取り付け不良や下地材の間隔などに問題がある。

 

3.天井材の不良・・・1時間準耐火構造では石膏ボード2層の仕様のところ、1枚で済ませていた。


 

この他、何故引っ越しを急ぐのかが疑問が残り、もしかすると、耐震強度も低いのではないかと疑ってしまう。火災よりも地震の方が、起きる確率ははるかに高い。

2019年02月08日