新型コロナウィルス第6弾!マスクは何故不足するのか?

  

4/17から政府が布マスクを各世帯2枚配給するようになり、費用面でも批判があるが、サイズが小さいとの批判の方が大きいようだ。因みに今回の配布マスクは興和(名古屋)のミヤンマー工場で造られた15層のガーゼマスクと言われ(厚労省は製造元を公表せず)、135×95のサイズであるのに対して、一般的に売られている大人用使い捨てマスクは、165×85でかなり違いがある。(写真、ニフティニュースより)

 

政府は、3月には6億枚/月確保できると言っていたが、ドラッグストア、スーパー、コンビニ等にはどこにも見当たらない。ネット通販では、50枚入りマスクが3,000~5,000円(通常価格は750~850円)の高値で売られており、場合によっては注文しても届かないこともあるようだ。根本的な理由は中国からの輸入が8割以上を占めており、国内生産では、医療用や3次元マスクなどが生産されていた。日本衛生材料工業連合会の統計では、2018年には、55億枚/年で(下図)、輸入8割、国内2割となっている。

 

コロナウィルスの発生と共に政府が国内で増産するように要請があり、国内生産3.6億枚/月、輸入2.4億枚/月 合計6億枚/月(72億枚/年)を目標としている。(下図、東京新聞より)政府が補助金を出して各社に増産をお願いしている。(興和、Xins、ハタ工業、アレグロニット工業、白鳩、北陸ウェッブ、明星産商、metoco、ロキテクノ等10社 4,600万枚/月)

更に異業種参入としてシャープ(50万枚/月)、デンソー30万枚/月、日清紡2万枚/月、インドネシア工場で最大200万枚/月、ヘリオスTH(フェニックス電機)20万枚/日、DMM傘下の島精機製作所(ニットの3D編み機による)なども始まっている。東レは原料となる不織布の生産を2倍計画している。

それでも市中に出回らないのは何故か?流通に問題があるのか、どこかの倉庫で眠っているのか、政府は是非RFタグを義務付けて商品の流れを追跡公表するか、一定量買い上げて放出してほしい。(医療用N95やサージカルマスクは一部やっているようであるが)

2020年04月19日