紅麹でプベルル酸が原因か?
小林製薬が製造した紅麹の中に青かび由来のプベルル酸が腎臓低下の原因であると突き止めた。化学屋の私も初めて聞いた物質で7環状に酸素結合が着いた極めて不思議な構造である。一体青かびからどのくらいの量が生成され、極微量で毒性が現れるのか不明である。製造ラインの人がいうには発酵させるタンク廻りにはいつも青かびがあったそうだ。あいにく、この製造ラインは以前に壊され工場が移転していてはっきりしたことは分からない。発酵食品は、もともとかびが生えやすいので、アルコール消毒や乾燥状態にするプロセスが必要でこれらの管理を怠ったことによる。会社側はまったく分からないので文献を調べていると弁明した。そもそも紅麹自体は安全なのに。。。。