半導体分野の日本連合の襲撃!
キャノンが発表したナノプリント技術は間もなく実用化される。半導体の世界は、2nm以下の配線技術が必要とされ、これまでオランダのASML社がEUV(極端紫外線)露光技術で7nmまで実用化され、世界を独占してきた。この技術はウエハー上に樹脂を塗布して紫外線で配線パターンを認識させるものであるが、キャノンのNPI技術は、4社連合(キオクシア、大日本印刷、富士フィルム、キャノン)がそれぞれの分野を生かして開発したもので2nm以下の配線パターンも活かせるものである。ウエハー上にレジスト(樹脂、富士フィルム)をインクジェット方式(キャノン)で塗布して回路パターンを刻み込んだ型(大日本印刷)をハンコのようにプレスして転写するものである。ウエハー表面をいかに平滑化するかの課題をクリアにした。当然従来技術よりもコストが安く製造消費電力も抑えられる。さてどう世界の市場勢力がどう変わるか楽しみである。

