COP28閉幕!
ドバイで開催中のCOP28は、化石燃料全面撤廃は合意できず、「化石燃料は、2035年までに2019年比、60%削減する」で合意した。一方、ゼロエミッション車については、積極的にEVを促進する文言は盛り込まれず、HVを認める内容となった。中国や欧米がEVを促進していたが、EVには欠陥があり、時期尚早との判断に至った。現在のリチウム電池は、寒冷地で機能低下が見られ、暖房などによってフル充電しても30-40%低下が見られることが北欧などで確認されている。このため、日本の独壇場であるHVが見直され始めている。ナトリウム電池や全個体電池の出現までEVは売れないかもしれない。中国はどうするのだろうか? 次回COP29は、旧ソ連圏のアゼルバイジャンで開催される。