大成建設の欠陥による建て直し

札幌市のHBC跡地に複合高層ビル(地下2階地上26階)を大成建設がおよそ116億円で落札し、既に15階の骨組みまで組み上げていたが、発注元のNTT都市開発の技術者が鉄骨の傾斜や床の厚みのばらつき等を指摘し、壊して立て直すことになった。現場でのばらつきは多少あるにしてもかなり大きな欠陥であり、建て直すこととなった。これで完成は2年以上遅れることになった。設計段階と現場でのチェックがあいまいであり、15階までも組み立ててしまったことは大きな問題である。大手ゼネコンでもこんな事が起きるのは肝に銘じてほしいものだ。

 

2023年03月17日