光格子時計



東大の香取教授と、理化学研究所、島津製作所が共同で開発した光格子時計「イーサクロック(Aether Clock OC 020)」は、現行のセシウム原子時計の100倍以上正確で、100億年に1秒の誤差だそうだ。しかも小型化に成功し、容量250L(重量200kg)価格は、1台5億円する。何に使われるのか?地殻変動、標高差、測位等もっぱら気象学に使われるようだ。この統計の仕組みは、レーザー光が格子を通してストロンチウムが振動するのを利用するという。(下写真 イーサクロックの内部)

この技術も10年後には新たなクロックが開発されるそうで、技術の進歩は目覚ましい。(下図は時計の歴史 電子情報通信学会

 

2025年03月06日