ウクライナのがれきの再利用
国連開発計画(UNDP)は、福岡県の漆喰メーカー田川産業とトルコの建材メーカーとでウクライナのがれきを利用して焼結タイルLIMIXを製造する技術を確立する。田川産業は、ウクライナのがれきを日本に1トンほど輸入してがれきを細かく粉砕する。しっくい40%とがれき粉末60%を真空高圧成型してタイルとする。2026年には、ウクライナに工場を建設してタイルを製造し、トルコの企業が建材として利用する計画である。ウクライナでは、民家250万戸が崩壊しており、この工場では、ウクライナの負傷兵を雇用する予定である。
