核融合発電
日米貿易摩擦解消のために日本が米国へ投資する60兆円のうち、十数兆円が核融合関連である。原子力発電は、ウランの原子核を分裂させてそのエネルギーを使うもので放射能の危険が大きかったのに対して核融合は、原子核を融合してエネルギーを得る技術である。このためには高温超電導技術を使う。大きく分けて磁場閉じ込め方式(トカマク型、ヘリカル型)と慣性閉じ込め(レーザー)方式がある。
なんといってもウラニウムを原料とせず、重水素や三重水素を原料としていて重水素は、海中に2,330億トンあるらしい。エネルギー効率が良く、1g燃料あたり石油換算で8トン分にあたる。ただ実用化の壁は厚く、コストも高い。下図は文科省HPより
