COP30ブラジル開催

11/10からブラジル・ベレンで国際気候変動枠組条約締約国会議COP30が開催される。米国不参加の中どのように決められていくのか?かつて私は、京都議定書(COP3、1997年)に関連した仕事をしていた。当時温暖化の原因となっているCO2、NO、メタン、フロンガス等をどのように削減していくか先進国で議論されていた。その後、パリ協定(COP21、2015年)には、途上国も含めて温暖化抑制のため産業革命以前の+1.5℃に抑える努力義務が採決された。さて今年のCOP30は何を目指すのか?日本は、2050年に『ネット・ゼロ』を目指す。しかし現実は、2016年には温室ガス総量で334億トン、2024年には577億トンに増加している。下図に世界の温室効果ガス排出量のシェア(2016年パリ協定時)を示し、直近の2024年と比較した。

排出量一位の中国は、114.6→166億トンに3位のインドは、25.1→44億トンに増加している。逆に、2位の米国は63.7→59億トンに、EUも49.5→32億トンに減少している。日本は8位de13.4→11億トンとわずかに減少した。

さて、COP30では、なにが採決されるのか?

 

2025年11月07日